3 ドイツ留学時代
▲ドイツのボン大学留学時代の稲造
1887年(明治20年)、アメリカで勉強に励んでいた稲造に思いがけないことがおこりました。
稲造のもとに、札幌農学校の助教授になり、3年間、農政学を研究するためにドイツ留学するようにという知らせが届きました。
稲造は、ジョンズ・ホプキンス大学での3年間の留学を終え、ドイツへ出発しました。
ドイツのボン大学に入学した稲造は、農政学や農業経済学を学び、その後、ベルリン大学に転学して、約1年間、農政学や統計学を学びました。
さらに、1890年には、ハレ大学に転学し、農業経済学や統計学を学びました。
3年間の留学を終えた稲造は、再びアメリカへ帰りました。
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